聴導犬と暮らすまで

聴導犬との生活が適しているか、相談や面接、診察を行います。

聴導犬に関する問合せ→協会にて聴導犬の見学・相談→協会から渡された生活アンケートを返送→協会で訓練士と面接・相談→自宅で社会福祉士のユーザーと訓練士の相談・面接→指定医療機関での診察・相談・面接と意見書作成→聴導犬に対するニーズの決定、ユーザー適正判断終了

STEP1では、3段階の面接・相談が行われます。それぞれの専門的な立場からあなたを評価し、聴導犬の必要性や、どのようなニーズがあるのかを判断していきます。

『訓練士との面接・相談』では、実生活の状況確認させていただきます。例えば、行動範囲や移動手段、補助機械の確認。日常生活で発生している必要な音の情報は何か。また、社会参加場面で聴導犬が出来ることはあるのかなど、細かくお聞きします。お話させていただきながら、コミュニケーション方法の確認や、意思の疎通ができるかの評価をします。

次に行われる『ユーザーとの面接・相談』では、ユーザーから聴導犬との生活がどのようなものなのかを聞いてもらい、あなたが聴導犬と生活した時のイメージを作ってもらいます。ユーザーは、社会福祉士の立場から聴導犬の必要性の判断やあなたの問題点などを評価します。同行した訓練士は、家や周囲の状況を確認し、聴導犬との生活をする場合の問題点や気が付いていない聴導犬の必要性等を検証します。

最後に行われる『医療関係での相談・診察』は、あなたの身体状況や生活状況を医療的な観点から診察することで、聴導犬への訓練内容やニーズが決定します。

あなたは、面接・相談を受けながら、聴導犬とどのように生活したいのかを考えると共に、聴導犬と社会参加することを希望するのか、しないかを決めます。

あなたに合う聴導犬を育てましょう。 訓練期間:100日以上

聴導犬の使用申し込み→候補犬の決定→基礎訓練・聴導動作訓練(自宅・訓練所・公共交通機関・施設等)

SETP2では、意見書や面接評価を基に、訓練士があなたのための聴導犬を訓練していきます。訓練場所も実生活の範囲内で行われることが多くなっていきます。

『候補犬の決定』は、協会に居る候補犬の中から、あなたの性格や生活環境、身体状況や希望、ニーズにあっている犬を選び出します。候補犬の在籍状況により、数年間待機していただく場合もあります。また、犬の種類を選ぶことはできません。

候補犬の年齢は、1歳~2歳までの犬で、大きさは中型から大型位の間となります。

聴導犬と生活をするために、あなたが受ける訓練と試練 訓練期間:30日以上

自宅などでの合同訓練→総合評価→認定試験→聴導犬と認定された後、協会と貸与契約

STEP3は、あなたと候補犬がペアとなり、訓練士から訓練を受けます。候補犬があなたの指示に従うようにしたり、社会参加場面での対応方法など身につけたり、音に反応し伝えてもらうようにします。

また、犬と生活するために必要な日常管理や飼育管理の方法、犬の病気や予防についても、合同訓練期間中に勉強していただきます。

訓練開始後しばらくの間は、訓練士と候補犬が自宅に通い、訓練を進めていきます。そして、ある程度の段階まで進んだら、候補犬をあなたと生活させるようにします。

合同訓練終了後、総合評価を行い、認定法人に認定試験の申込をします。その後、認定試験を受験し、認定審査会を経て聴導犬と認定されるのです。認定された後は、協会から定期的にフォローアップや再訓練を受けることになります。

また、問題が発生した場合や、生活状況が変化した場合などは、再訓練を受けることになります。

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